マルシェ再び。

今年一番の冷え込みの中、パン工房ハッピー様で行われるハッピーマルシェに再び出展しました。
手足がかじかむ中、朝からメンバーの皆が必死に呼び込みをしてくれました。

車道に向かって、「石鹸いかがですか～。」
後ろに見える富士山もすっかり雪化粧。

寒いのに、足を止めて頂いた皆様、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、笑顔で「ニパッ」


さぁ、佳境に入ってきました。

「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。」
タオルをグルグル。
運転している人も思わず注目。

負けじと途中からサンタさん投入して、ボクもぐ～るぐる。
「そろそろファイナルラップですよ～。」（Pありま～す。）

でも、隣のメンバーのこの表情！
ついには、帽子も振り回してグルグル。
熱意がみなぎっています。さすがデス！

「今なら全品値引きしま～す」

ん
ボクも気づかないうちに、タイムセールが始まっていました

やっぱり、サンタさんは皆の方がさまになるね。
これまた失礼いたしました。

帰りに大量のミカンまで頂いて、パン工房ハッピー様にはいつもお世話になっています。
とっても寒いところでも、とっても熱いリンクラインと、これからも末永くお付き合いくださいませ。
ありがとうございました！

ボク達の作っている石鹸の和風パッケージは全て手漉きです。


以前の記事にも紹介させて頂いておりますが、その作業は想像以上に過酷（かこく）です。

特にこの時期、水は身体を芯から冷やすだけでなく、手はかじかみ、アカギレも出て、布巾（ふきん）を絞り続けて、マメも破ける始末。

そんな作業に１日１００枚の和紙作成を目標としているから、さぁ大変。

ミキサーで細かく粉砕したパルプや色紙をシンクに移します。

木枠で漉くのですが、均一になるまで何度も何度もやり直し。

その後、布巾と手ぬぐいで、何度も何度も水を絞り取ります。
女の子には一苦労。全体重を乗っけて、水気を切る！

その後はアクリル板などに貼り付けて、コロコロして空気を抜く作業。
これまた、何度も何度も確認しながら、丁寧にやらないとビリリと。。

ここまで来て、最後に計量。
軽すぎたり、重すぎたりするものは、まさかの漉き直し。

その目標を超えられかどうか半信半疑だったメンバー。
それでも毎日毎日黙々と、この途方もない戦いを続けています。
今日は午前中にハイペースで50枚終わり、午後の作業開始と同時に、「代表、紙漉を見てください」と志願され、しばらく石鹸まみれだったボクは紙漉チームに入りました。

彼らの直向きにがんばる姿を見たら、何とかして目標を達成させてあげたいと思い、後ろからハッパをかける。
ボクも手を動かしたくなる衝動にかられ、後押ししました。

そして。
ついに今日。
念願の100枚達成!!

あまりの嬉しさにハイタッチしました！
記念に、がんばった3人のメンバーに最後に1枚ずつ漉いてもらい、記録は103枚。
メンバーの皆、本当によくがんばってくれました。
超えられない目標はない。
超えるために目標はある。
それを実行した、彼らに殊勲賞（しゅくんしょう）と敢闘賞（かんとうしょう）を贈ります。

蕎麦をやったら、うどんでしょう。
ということで、和留沢に今度は小麦を蒔きに行きました。


1つひとつサク切りしたところに丁寧に小麦を蒔いて行きます。

暗くなる前に終わらせないと、ここには電気がない。
テレビもない。ラジオもない。携帯も圏外。さぁさ、急げ～。


ボク達のハーブ園？には、ワイルドストロベリーが花を咲かせるなど、苗から植えたものは、すくすく育っているように見えました。

種から蒔いたカモミールやレモンバームは成長がかなり遅く・・・、カモミールは雨でだいぶ流されてしまっているようです。
小さいながらも、和留沢の土壌に適合しようとがんばっている彼らを温かく見守って行きたいと思います。

そして。
事務所では、遅ればせながら、皆でイルミネーションを。

ボク達のクリスマスツリーには今回、オーナメント石鹸をぶら下げました～。
それだけではもったいないので、コムテック本社にも石鹸ツリーを飾って頂いたようで、感激です。

右側がコムテックの石鹸ツリーですが、何とも可愛らしい感じ。
うんうん、コムテックを訪れるお客様がお手に取って、にっこり微笑んで頂ければそれで満足です。

昨日。小田原駅集合。
目的は市役所主催の間伐作業のはずだったが、雨天の為、間伐は中止となり、木工体験とアサヒビール工場見学に行きました。

この企画、実はリンクラインとしては仕事ではなく、自由意志に基づく“遊び”で考えていましたが、メンバーが10人も参加してくれました。
皆でワイワイ、バスで移動。

朝からとびきりのハイテンションで賑やかな道中。
きっと、居合わせた市役所の方は、ビックリしたでしょうね。

木工体験の場所に到着。
早速に、間伐材などを利用したクリスマスリース作りを皆で体験。


やっぱりモノ作りって楽しいですね。
皆、真剣な表情で取り組んでいました。

ボクはこんな感じ。

なんだか、メンバーよりスタッフの方が苦戦してました(笑)

「できた～！」

いや、あの、それは使い道がちょっと違うと思うよ。
「優勝した時の奴みたいでいいじゃん」と言われて気を良くしたメンバーは帰りも付けたまま、電車に乗り、帰宅しました・・・。
隣のリースも何とも斬新（ざんしん）。
羽が生えているみたいね。なんか飛んでいきそう。


そのあと、バードコールも作って、皆でピーチクパーチク。

たくさん頭と手を動かしたら、お腹がすいたね。


塔ノ峰青少年の家にて、美味しい豚汁を頂きました。
冷え切った体が芯から温まりましたね！

間伐は中止になったけれど、そのデモンストレーションを見に行きました。

晴れてたら、やってみたかったなぁ。
大木が倒れる瞬間ってなかなか見られないから、すごい迫力でした。

山の中なのに、道端を横切る沢ガニがたくさんいて、メンバーは大はしゃぎ。

「たくさん捕えて、味噌汁のダシにするんじゃ～」
「カラッと揚げた方が美味しいよ！」
いやいや、あのさっき、豚汁たらふく食べたでしょ。。。

次の目的地へ移動。
道中はしりとり合戦に。
「野菜だけのシリトリね。」
「シリトリになってなくてもいいんだよね？」
「ねぎ」「ししとう」「しいたけ」
「しいたけは野菜だっけ？ま、いいか。」
「焼き鳥。」
「食べたいだけじゃん！てか、連想ゲームじゃない。。
ってゆうか、だから、さっきお腹いっぱいだったじゃん！」

そして、遂に。

うぉ～、来たぞ、アサヒビールに！
館内は撮影禁止でしたが、グルッと回っている間にすっかり、ビールを欲してしまう純粋なボクの脳みそ。
気がつくと、ボクの周りにはメンバーがびっしり。
「今日の夜は保護者会があるんだから、酔っ払っちゃダメ！」
歩くこともままならないほど、両腕をつかまれて連行。

わ、分かりましたってばぁ。

・・・・・・。

やっぱりこうなる。
仕方ないよ～。できあがったばかりのキンキンに冷えたビールを前にしちゃ。
でも20分間の試飲会で３杯までOKとはさすがに太っ腹。
結構なハイペースで飲まなきゃいけない。

すっかりホロ酔いになった帰りのバスは、行きよりもっともっと賑やかに。
普通さ。遠足の帰りって皆疲れて寝たりするんじゃないの？

「リンクラインの代表が神原さんじゃなかったら？」
「○○さんがいいと思う人、手ぇあげて！」
何だかちょっぴりリアルなネタも踏まえながら、１日中笑いの絶えない旅でした。

また、皆で行けたらいいね。

夜はメンバーの言う通り、保護者会がありました。
メンバーにはいつも協力して仕事するように話をしているので、ご父兄の方々の横の連携も深めてもらおうと、会社主催のイベントとはまた違った、こじんんまりとした会合で、初めての試み。


次回以降は、ボクは呼ばれれば喜んで参加するレベルですが、今回お互いに色々とお話ができて、こちらも大いに盛り上がって頂けたようです。
リースを頭に乗っけたメンバーは、そのまま待っていたのでしょうか。
メンバーには、「変なこと暴露（ばくろ）しないでよ」と釘を刺されましたが、たぶん大丈夫です。

また、明日から楽しい楽しいリンクラインの珍道中が始まります。
お楽しみに。

本日、穴部本社に小田原養護学校PTAの方々がお足元の悪い中、お越しくださいました。

一通り、会社説明を終えた後、皆がドキドキする作業見学。
緊張している皆を横目に、突撃取材開始～
イッシッシ

「石鹸の包装で難しいところは？」
「え～と、ここのシールを曲がると・・・・」

「ラッピングで気をつけているところは？」
「空気が入ると、せっかくの石鹸が見えないから・・・」

うんうん、いい感じ
ちゃんと皆、日頃意識していることをきちんと自分の言葉で言えていますね。
保護者の皆様もメンバーの仕事ぶりに感心して頂けました。

「ちょっと質問を変えよっかな。一番好きなお仕事は？」
「ありません」（ｷｯﾊﾟﾘ）

驚愕（きょうがく）
「じゃ、じゃあ　苦手なお仕事はあるのかな？」
「たくさんあります」（ｷｯﾊﾟﾘ）

わざと言ってるでしょ・・・。
あとで、チョップですよ、ちょっぷ。

気を取り直して、他のメンバーにご質問。
「この会社のいいところは？」
「いつも賑やかで楽しいところです」

模範解答（もはんかいとう）ぢゃないですかぁ～。
それですよ、それ

「では、逆に今、困っていることはありますか？」
（「ないです」って言ってもいいんだょ）

「代表がなかなかタバコを止めてくれない事です。」

それを言っちゃあ・・・アナタ
でも、心配してくれてるってことだよね。
うん、そう考えよう

PTA保護者の皆様、この様な会社ですが、温かい目でこれからもご支援お願いいたします。
石鹸を既にご愛用頂いている方もいらっしゃるようで、帰りにたくさんお買い求め頂き、ありがとうございました。

ボク達はこれからも穴部を盛り上げ、小田原を盛り上げ、地域を盛り上げ、自分達を盛り上げ、質の高いモノづくりをしていきたいと思います。
そして、特にボクは、めげずにがんばりたいと思います

いつか、メンバーの皆に“後輩”ができることを夢見て、がんばります。