皆さま。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年暮(く)れよりリンクラインはものすごく忙しく、その中でイベントもこなし、納会もきちんと行いました。
納会の次の日には、またスタッフ、メンバー揃(そろ)って仕事をするというほど忙しくしておりました。
そんな最後の最後まで慌(あわ)ただしい年でしたが、
それなりに充実(じゅうじつ)もしておりました。
それは、この皆の笑顔(えがお)を見れば、一目瞭然(いちもくりょうぜん)。
疲(つか)れた時のエネルギーチャージにはもってこいです!
今年はワールドカップもありますね。
ミラノ入りした本田圭佑が小学校の時の卒業文集に
「世界一のサッカー選手になりたい。というよりなる。」と書いたそうです。
ボクは“なりたい”・・・いつかそうなるといいなぁぐらいにしか思っていなかったのかもしれません。
本当にやりたいことは、自分できちんと強く思い描(えが)き、信念(しんねん)を持って続けること。
ボクはリンクラインを成功させたい、障がい者の自立を目指したい。
というより、成功させる。
会社も自立する。
遠くない近い将来(しょうらい)、必ずやそうなる日を強く信じて、“今”を大事に生きていこうと思います。
皆の笑顔があれば、できないことはない。
ボクを筆頭(ひっとう)???にかどうかは分かりませんが!
リンクラインは、一癖(ひとくせ)も二癖(ふたくせ)もある名馬ばかりです!
だからこそ、今年も絶対にいい年になるんです。
絶対にそうします!
誰ですか?
ボクのことを駄馬(だば)なんてことを言う人わ。
・・・あおちゃん?
頭(ず)が高~い!
(ちょっと意味がちがうか・・・)
昨日、告知通り、始発で箱根に向かう。
着付けのお母さんに凛々(りり)しく仕上げて頂くと、
出発地点の湯本小学校の校庭にはパラパラとお侍(さむらい)さん達が・・・
マーチングバンドの方々に応援(おうえん)の演奏(えんそう)を頂き、
火縄銃(ひなわじゅう)の演舞(えんぶ)が終わると、
いよいよ、行進です。
いざ出陣!!
どん!
残念ながら、ボクとあおちゃんは行進してましたので、行列の写真は撮れていません。。
「下に、下に」という掛け声は、大名行列が往来する時に、百姓や町人、商人が脇(わき)に寄(よ)って、平伏(へいふく)するところから来たそうな。
露払(つゆばら)いを先頭に、六尺(ろくしゃく)、挟(はさ)み箱、毛槍(けやり)、弓、鉄砲、徒士(かち)、小姓(こしょう)・・・まだまだありますが、大名の前後にはそれぞれの役割をした者たち170名が2列に並び、掛け声とともに右に左にすり足しながら、行進しました。
ボク達は、なな何と、大名をお護(まも)りする前徒士(まえかち)を拝命(はいめい)しました。
道端(みちばた)でいつ刀を抜く時があるかとヒヤヒヤしてました。
何といっても、ボク達のすぐ後ろ、家老(かろう)役は箱根町長さん、大名はスペシャルゲスト、西岡徳馬さん。
時代劇(じだいげき)さながら誰よりも品格(ひんかく)があり、似合っておりました。
でも、実際のボクとあおちゃんは護るどころか、外人のお子様や観光客の方に笑顔を振りまき、写真にたっくさん映ってました。
途中、お茶を取り、休憩後からは豪華な顔ぶれが加わりました。
在日米陸軍軍楽隊に・・・
箱根の芸妓(げいこ)さん達。
慣れない草履(ぞうり)にすっかり疲れ切っていたあおちゃんですが・・・
どん!
元気100倍!!
単純(たんじゅん)っっ!!
ずるいと思ったボクは、最後は奥女中とちゃっかり映っちゃいました
来年は、奥女中の傘(かさ)持ち役の台傘(だいがさ)がいいかしら。
あのモノスゴい観光客(かんこうきゃく)の列の中、観に来てくれたスタッフとメンバーの気持ちはとっても嬉(うれ)しいです。
6kmの大名行列を通して、現代を生きるボクは、参勤交代(さんきんこうたい)そのものの服属性(ふくぞくせい)には違和感(いわかん)を感じるものの、各地の交流を促(うなが)したという点では、(がいとう)の方々の温かい声援(せいえん)に心を打たれ、江戸時代から語り継(つ)がれてきた伝統を垣間(かいま)見た気がします。
ただ、そのほとんどは「徳馬さ~ん」という黄色い声でしたが。。
そして、約80年の歴史と時代を超えて残していくべき価値のある演技や式具(しきぐ)などの大切さと、やっぱり目立ちたがり屋の性分を改めて認識(にんしき)しました。
この素晴(すば)らしい行事にご推薦(すいせん)頂きました
万葉グループの出野さん、本当にありがとうございました!
遅すぎるご案内ですが、
明日、文化の日。
箱根湯本温泉郷にて盛大に行われる伝統行事。
箱根大名行列。
ボクとあおちゃんが参加します。
観光客ではないです。
170名の本体の中にいます。
10時に湯本小学校を出陣し、
14時半に湯本富士屋ホテルに戻ってきます。
道中、運良く見つけられた方は、どうか温かい声援をお待ちしております!!
万が一、お奉行様の進行を妨害した無礼な方は、こらしめてしまうかもしれません。(笑)
その模様は後日こちらでUPさせて頂きます!
机の上にハーブの種がある。
水耕栽培(すいこうさいばい)の実験(じっけん)キットの様なものだが、果たしてどうか。
しばらく開封(かいふう)もしないで置いてあった。
ふいに思い立って、水と栄養を加えて、土をかぶせてみる。
芽が出た。
何とも愛くるしい。
小さいながら、生命が確かに宿(やど)っている。
スクスク育ってきた。
陽のよく当たる方を向いている。
ヒマワリかっ!
ミントの成長を見るのが楽しくって、やみつきになった。
ワサワサしてきた。
今更ながらに説明書なるものを読んでみる。
“5cmぐらいまでの間に間引(まび)きすること”
何と!
強きものを生かすために、弱きものを捨て去れと、あなたは言うのか。。
断腸(だんちょう)の思いでついばむ。
そして、かじる。
ミントだ。
まぎれもなく、ミント。
何も話せないミントから
「美味しく育ててくれてありがとう」って聞こえた。
大人の勝手な解釈(かいしゃく)。
もうこんなことはしたくないと、再び栄養剤(えいようざい)を添加(てんか)。
復活。
また多くなってきたので、今度は露地栽培(ろじさいばい)に移植(いしょく)。
成功。
これは革新的(かくしんてき)ではないだろうか。
すっかり気を良くしたボクは、株(かぶ)分けして、スタッフにあげてみた。
そんなボクなりの水耕栽培は、最後の株を分けた時、
突然に終わりを告げた。
間引きしすぎた。。
ミントさん、ごめんなさい。
意気消沈(いきしょうちん)しているところに、追い打ちが来る。
確かに、胃の調子が悪かった。
逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)なるものの疑(うたが)いがあると言われた。
日頃の不摂生(ふせっせい)を見つめ直す。
喫煙(きつえん)、お酒、刺激(しげき)の強い食生活。
ミントのはかなき生命と折り重ね、物思いにふけながら、ふと机に戻る。
「体のためにたばこはひかえめにしてください」
メンバーからの贈り物(おくりもの)。
泣ける。
スクスクと育つミントをボクが思っていた様に、
メンバーはボクのことを思ってくれていたのだなぁ。
たまに、「代表が倒(たお)れたらどうするんですか」と言われる。
控えめにしなければいけないのに、灰皿っていうところがまたいい。
でも、これからは少し気にすることにしよう。
ボクはミントさんの分まで強く生きなければならないから。
リンクラインは10月5日に3周年を迎(むか)えました。
これまでの3年間は本当に色々なことがありました。
笑ったり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、笑ったり。
基本的に、笑ってる方が多かったでしょうか。
というより、メンバーにはいつも笑顔と元気をもらっています。
仕事はだんだん忙(いそが)しく、そして、難(むずか)しくなってきましたが、メンバーにはいつも感謝(かんしゃ)しています。
ボクがどんなに厳(きび)しいことを言っても、ついてきてくれる彼らがいてくれなかったら、今のボク達はありません。
本当に真剣(しんけん)に悩(なや)んで、迷(まよ)って、彼らも自分と戦(たたか)っています。
社会人として働(はたら)くことの難しさを彼らは背負(せお)って生きています。
ボクはその戦いに力を貸(か)してあげることはできても、最後(さいご)に行動を決めるのは彼らです。
そして、石鹸をがんばって作っているのも彼らです。
本気で悩むからこそできる、本気の仕事。
こんなことがありました。
お客様の納期(のうき)が守れず、生産性も上がらず、ロスが多くなったある日、ボクが全員を叱りました。
「やる気がないなら、来なくていい。来ても任(まか)せる仕事はない。だから給料もない。」と。
その翌日。
全員がいつもの様に座(すわ)っていました。
「何で来たのか。」
ボクは心に思うこととは裏腹(うらはら)に、そんなことをメンバーに聞きました。
口々に皆が言いました。
「自分は皆より仕事もできないし、遅い。
でも、来なかったら社会人じゃないから。」
「精一杯(せいいっぱい)やってるつもりだけど、いつも迷惑(めいわく)をかける。来るべきか本当に悩(なや)みました。
でも、来れば何かが変わると思って。」
ボクは本当に厳(きび)しいことを言ったので、何人か来ないことは覚悟(かくご)していましたが、彼らの気持ちに心底(しんそこ)胸を打たれました。
その日の夕方。
ボクはもちろん勤怠(きんたい)はいつも通り記入するように彼らに言いました。
彼らの方から「ありがとうございます」とお礼がありました。
とんでもない!
自分が今働けることに、常に感謝(かんしゃ)を表す彼らのことを思えば、ボクらががんばらない理由がどこにあろうか。
リンクラインメンバーの皆。
本当にありがとう。
3年間ついてきてくれて、ありがとう。
3年間、色々な苦労(くろう)を経験(けいけん)して来たリンクラインの皆は、すでに立派(りっぱ)な社会人として、歩き始めているんだね。
やらなければ、始まらない。
続けていれば、きっといいことがある。
きっと、色んなことができるようになる。
まだまだ課題(かだい)は多い。
でも、次の3年もまた彼らと一緒になって、迎(むか)えたい。
きっと、今よりもっとたくさんの笑顔がある。